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新しい線香・ニューウェーブ|お盆や法事をもっと身近に!
ただいまお盆真っ盛りで、お盆休みをお過ごしの方も多いことだと思います。お盆休みになると家族で集まったり、お墓参りに行ったりする機会もあるかと思います。
そんなお盆の朝、ABCラジオ「朝も早よから芦沢誠です」でたまたま耳にしたのが「線香」の話題。私たちがいつも使っていた緑や紫で白檀の香りのする「お線香」が今では様変わりしている!というのです。なんと、ミルキーやボンタンアメ、ワンカップ大関まであるというのです。
お盆や法事、葬儀など、日本人の暮らしに深く根付いている「線香」。静かに香りを楽しみながら故人を偲ぶ時間は、昔から変わらない大切な習慣ですが、近年、この線香の世界にも驚きの進化が起きています。その名も「ニューウェーブ線香」。従来のイメージを覆す、ユニークで遊び心ある線香が次々と登場しているのです。
ラジオを聴いて面白いなーと思ったので、どんなものがあるか調べてみました!
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線香が日本の暮らしに溶け込んできた理由
線香の歴史は古く、奈良時代に仏教とともに伝わりました。当初は寺院での使用が中心でしたが、江戸時代になると庶民の間にも広まり、家庭での仏壇参りに欠かせない存在に。煙と香りには「穢れを祓い、故人の魂を導く」という意味があります。現代では、“心を落ち着けるアロマ”としても人気が高まっています。
ニューウェーブ線香ってどんなもの?
最近登場しているニューウェーブ線香の特徴は、「香りがとにかくユニーク」なこと。これまでの白檀や沈香に加え、スイーツ・飲み物・果物・ペット専用など、さまざまなタイプが登場しています。
代表的なブランド:カメヤマローソクのコラボ線香
ニューウェーブ線香ブームの火付け役といえば、やはりカメヤマローソク。同社の「故人の好物シリーズ」は、まさに“食べ物の香り”という大胆な発想で大人気となっています。
- ミルキー線香(不二家コラボ)…あの優しい甘さが香りで再現。
- あずきバー線香(井村屋コラボ)…和の甘さが懐かしい香り。よく冷蔵庫に入っていました。
- ボンタンアメ線香…柑橘系の爽やかな香り。あの日一緒に食べた思い出がよみがえります。
- ワンカップ大関線香…お酒好きだった方にぴったりな日本酒の香り。
これらは「食べられないのに食べたくなる!」とSNSで話題に。まさに、故人の好物を香りで供えるという新しい供養スタイルです。お酒やビールをお供えすることも多いですし、こんな線香もユニークで故人も喜んでくれそうだなと思いました。「冗談がすぎる!」と気分を害される方も中にはおられるかもしれませんが私はありかな、と思いました。
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他にもある!ユニークなニューウェーブ線香の世界
- カフェ系線香:コーヒーや紅茶、カフェラテの香り。
- フルーツ系線香:いちごやリンゴなど、さわやかな甘さ。
- ペット供養線香:煙が少なく、優しい香り。ペットの写真の前にぴったり。
どこで買える?ニューウェーブ線香の購入方法と価格帯
ニューウェーブ線香は、仏壇店や百貨店のほか、Amazonやヤフーショッピングなどの通販サイトでも購入可能。実店舗よりオンラインショップの方が品揃えが豊富で、限定商品やギフトセットも見つかります。
価格帯の目安
- スイーツ線香・好物シリーズ:550円~1,500円
- 紅茶やコーヒーの香りシリーズ:800円~1,200円
- 無煙タイプ線香:1,000円~2,000円
- ペット供養線香:1,200円前後
紅茶やコーヒーの香りもほっと癒されるものですね。最近のお線香は住宅事情も考慮されていて、ショート丈や煙の少ないタイプのものも人気です。おばあちゃんの家に行ったときに香った昔ながらの線香も懐かしい気持ちになってほっとしますが、新しい香りの線香ならインセンスとしても楽しめますね。
こんなにお線香の世界も新しくなっていたんだなぁ。発見です!
ギフト用パッケージは1,500円~3,000円程度で、お返しやプレゼントにもぴったりです。
実際に使った人の口コミ
「ミルキー線香」:母がミルキー好きだったので供えました。香りが優しく、思い出話に花が咲きました。(50代男性)
「ワンカップ大関線香」:お酒好きだった父にぴったり!ふわりとやさしい日本酒の香りがして驚きました。(60代女性)
「ペット供養線香」:煙が少なくて安心。優しいフルーツの香りで癒されます。(30代女性)
まとめ:線香はもっと自由に楽しんでいい
大阪の老舗カメヤマローソクの担当者の方いわく、亡き人を思って手を合わせ思い出すのはきっと何気ない日常風景なのでしょう。だからそんな日常の一コマを切り取り、ユーザーのために開発されたのがコラボ商品群なのです、とのこと。
お盆や法事のイメージを大切にしつつ、「香りで思い出を届ける」という新しい発想はとても素敵ですね。お気に入りの香りを見つければ、供養の時間がもっと心豊かになるはず。来年のお盆は、ユニークな線香で“香りの思い出”を楽しんでみませんか?