オリジナル小説 枝豆とカルピス 18 キヨラが近くまで来ているとライン。 むしゃくしゃした気持ちのまま、健士は出かけることにした。 腹はすいている。すいているが、可乃子と顔を合わせたくない。 外でキヨラとなにか食べるとしよう。 といっても財布の中には数百円しかない。 ... 2024.11.17 オリジナル小説
オリジナル小説 枝豆とカルピス 17 健士が店にもどると、その日も客は一人もいなかった。 「え?え?え?ノーゲスト?」 可乃子が頷く。 健士は怒られること想定の上で戻ってきたのだが、 弁当のことは忘れ去られたように話題に上らない。 弁当箱は流しの端に綺麗に洗われて伏せ... 2024.11.17 オリジナル小説
おいしいパン作りのコツ 酒種パンってどんなもの?酒種とイーストの違いとは。日本独特の酵母、酒種の秘密を探る 昔から人気の衰えない酒種あんパンはお酒の香りがふんわり香り、しっとりとした生地が魅力です。そんな酒種あんパンの魅力に迫ります! 2024.11.17 おいしいパン作りのコツ
おいしいパン作りのコツ シュトーレン(シュトレン)とはどんなもの?由来や発祥地、正しい保存法とは。 シュトーレン(シュトレン)とはどんなもの?由来や発祥地、正しい保存法を解説!このクリスマスに食べたいおすすめのシュトーレン3選を紹介します。クリスマスパーティのプレゼント、手土産にも最適! 2024.11.09 おいしいパン作りのコツ
オリジナル小説 枝豆とカルピス 16 16, 健士は今日もコンビニの鮭おにぎりをほおばっていた。 可乃子から朝渡された弁当は店のカウンターに置いてきた。 得体のしれないもののようでなんだか食べる気がしない。 この状況下、赤の他人同然の人間が作った ... 2024.11.07 オリジナル小説
オリジナル小説 枝豆とカルピス 15 15. (ぎっちりぎちぎち。 力加減がわからん。) 朝六時に起きた可乃子は、 こぶし大の飯粒をぎゅうぎゅうと力いっぱい握っていた。 おにぎりの中身はカウンターに置いてあった年代物の梅干しだ。 「のーりーの... 2024.11.07 オリジナル小説
オリジナル小説 枝豆とカルピス 14 14. 健士は、目にかかるほど伸びた前髪を鬱陶しそうにかきあげた。 駅までの道。 となりでは可乃子に作ってもらったオムライスを平らげたキヨラが 満足そうな顔をして歩いている。 「うまかったわぁ。最高。可乃子さん... 2024.11.07 オリジナル小説
オリジナル小説 枝豆とカルピス 13 13. (なんであんな見知らん女と一緒に暮らすことになったんか わけがわからん。) 健士は久しぶりに登校した高校の教室で、コンビニの紅鮭おにぎりをほおばっていた。 親父が死んでからコンビニ食をよく口にするようになった... 2024.11.07 オリジナル小説
オリジナル小説 枝豆とカルピス 12 12. まっちんが店先に立ち、仕事を始めると、信美は部屋の掃除にかかった。 自分の部屋、両親の部屋、まっちんの部屋と、順番に掃除機をかけていく。 その間にドラム式の洗濯機はまわり続け、バスタブにふきかけておいたクリーナーの... 2024.11.07 オリジナル小説
オリジナル小説 枝豆とカルピス 11 11. 朝だ。 可乃子はまるで旅行にでも来ているかのような気分で、新しい布団の中で目を開けた。 起き上がらずにそのまま瞳だけを動かして あたりをうかがう。 視線の先には、古ぼけた黒いスーツケース と小さな... 2024.11.07 オリジナル小説