横引きシャッター交換したい!VOL.2 シャッターメンテナンスの極意!シリコンスプレーでグリスアップを!

本と日々

「おんぼろシャッターと私の話」第二弾 メンテナンスでなんとかならん?

シャッター難民のみなさま、こんにちは。

はてさて第一回では様々な挫折を繰り返し、

結局、解決できず無念の涙をのんだ私。

それもこれも「シャッター交換はお高いんよ・・・」の一言に尽き、

今の手持ちのシャッター用貯蓄にコツコツ積み立てていく以外

方法はなく、そしていつまでに貯められるという未来も見えない・・・

その間にもこのおんぼろシャッターは動かなくなるという危険をはらんでいる。

ああ、この問題は放置するわけにはいかない・・・

だって、がちっと途中で止まってしまったりしたらどうなってしまうん!

車とか出せへんくなるやん。

そこで、今回は「お手入れしたらちょっとは動きがよくなるんとちゃう?」

と苦肉、苦肉、苦肉ぅの策を取りたいと思いますっ!!!

(交換の話はいったん置いといて)

横引きシャッターのお手入れ・メンテナンスの方法

シャッターのお手入れとメンテナンスは重要です。

シャッターの動きをスムーズに保って快適に使い続けるために。

ですよね・・・

って、これ、当たり前のように言ってますが実は私、

かなりさぼってました!あちゃー(泣)

シャッターの耐用年数って大体15年くらいって言われるけど、

うちのシャッター、もう30年。

普通に考えてガタがきてるの当たり前。

しかもお手入れもちゃんとせず、引きずり回してたわけやし。

強風でスラット曲がって、レール溝は水抜けないから、レール駒が錆ついてる。

そりゃボロなりますわね。

ギーギー悲鳴上げながらも動いてるだけで

あっぱれって気になってきた。

ではここからさっそくお手入れの手順を4つ、

行ってみましょ!

①用意するもの

・バケツ

・ブラシ:レールやスラット間の汚れを掻きだす。

・中性洗剤:アルカリ性は変色や錆びの原因になるのでNG。

・ぼろ雑巾:着なくなったTシャツが大活躍!

・ホース:うちみたいにレールに水抜き穴がない人はいらないかも。

水が溜まる方があかん。

②まずは外側の表面を拭く

ふむふむ。スラット部分をぼろ雑巾で拭いてあげるんよね。

たしかに雨風にさらされ、排気ガスでも汚れてる。

これは中性洗剤がいい。アルカリ性だと錆びるって。

まじめに拭いた。すごい汚れとれた。

これ、こまめに週一とかでやるといいみたい。

家の掃除は毎日のようにするのに、

シャッターだけなんでしなかったんやろ。

さすがに週一は無理やけど、ちゃんとせなあかん。

③レールにたまったゴミをほうきやブラシで掃き出す

飛んできた落ち葉が詰まってる。

それにどこから運ばれたのか泥とか土とか。

よく見て見るとほんま汚いな。

これをほうきで掃き出す。

端っこの方は歯ブラシとか使って地道に掻き出す。

その後、また濡らしたぼろ雑巾を硬く絞って、

それをでっかいゴミ拾い用トングで挟んで、

溝にねじこんで、こすりながら拭いていく。

このトング。

キャンプの時しか使ったことなかったんやけど、

使いだしたらほんまに便利で、

最近はいっつも玄関の脇に置いてる。

汚いものとか、これがあったら躊躇なくつかめるねん。

いつしか私にとってなくてはならないモノ!になってた。

そして最後に乾いた布で乾拭きします。これで掃除は完了!
④最後にここが一番大事。シリコンスプレーを拭きかける!

これ、うちのレール部分のアップ画像なんだけど、わかります?

なんかネチーって黒いねばっこいのが付いているでしょ?

私、掃除はそんなにちゃんとしてないくせして、どこから聞いてきたのか

潤滑油スプレーだけは吹きかけていたんだな。

けど、これが仇になった!

潤滑油・グリースとシリコンスプレーの違いとは?

私がやっていた失敗の原因というのは、間違った潤滑油スプレー選びだった。

「クレ5-56」


これ、何でも使えて、一家にひとつ、って感ないですか?

うちにもひとつ。いつでも置いてあった。

さび落としにもなるし、扉の蝶番にふきかけたり、家の中いろいろ。

とっても重宝しておりましたよぉ。

だから、この「錆を落とす」ってとこだけに目が行ってた。

だってあの黒いの、錆だと思ってたからね。

「シャッターの滑りをよくするにはこれだろう!」と信じて疑わなかった。

でもこれが間違いだった。

シャッター以外の用途で使うならものすごくい商品なんです。

もちろんそれは確かです。

けど、シャッターにはあかん!

クレ5-56の成分は「石油系溶剤」なんですっ!!!

ここが問題だったんです。

これは油だから、シャッターのレールや駒にねっとり絡まりついて、

さらにそのねっとりしたところに

埃やゴミがまとわりついて、もっとネッチリ

そしてそして、

冬になり気温が下がるとますます固まってゴチゴチ

そりゃシャッター、動かんくなるわいな。

錆と油のダブルパンチ。

非常にまずい状況を私は生み出しておったのです!

シャッターに使うのは「シリコンスプレー」の方。

粘度の低いオイルにシリコンを混ぜたもので、

さらっとべたつかず

しみこまず、

表面に被膜を作ってくれる。

このコーナンのシリコンスプレーがおすすめです!

シャッターメンテナンスはプロの手を借りるのが正解!

こんなふうに色々自分で調べてやってみたが、

このクレ5-56の失敗を指摘してくださったのは

「シャッター修理ドットコム (有)関西総合住建」という会社。

兵庫県です。

会社概要|シャッター修理ドットコム・関西総合住設 (repair-shutter.com)

結局、「餅は餅屋、桶は桶屋」なわけで

やっぱり「シャッターはシャッター屋」なのね。

どんなに掃除を頑張ったところで、

この会社の担当者さんに会わなければ、

私はずっと良かれと思って油をシャッターにふきかけ、

ねちねちギトギト油まみれにして、

シャッターをがんじがらめにしていたんだろう。

シャッター修理・交換・修復l日本シャッターメンテナンス (shutters.space)

ここはラインでまず相談できる。

返事はすぐにしてくれる。

シャッターメンテナンス兵庫 | シャッター修理センター (shutters.space)

こちらから連絡すると近くの担当店から連絡をもらえます。

ラインで相談できるのも便利!

訪問日時を打ち合わせすると来てくれる。

シリコンスプレーも担当者さんのおすすめ品。

コーナンのがいいらしい。

ブログ一覧リストl日本シャッターメンテナンス (shutters.space)

このブログも本当にためになりました!すごい!

やっぱりシャッターのことは専門家に聞け!ですね。尊敬!

この下側の茶色いのもずっと錆がひどくなったものだと思っていたのだが、

これは油の固まったもの!

ああ、知らんということはなんと恐ろしいことか。

担当者さんいわく、

シリコンスプレーを週一くらいでまめに吹きかけて、

流れた油をふき取る作業を地道に続けていると、

このシャッターはまだなんとか使えそうだとのこと。

「駒とかところどころ取れてるし、スラットも台風の被害ですよね、

確かにゆがんでるけど、うーん、だましだましで

メンテナンスしてたらもうちょっと使えるかも」

この言葉に救われた。お金がたまるまでなんとか壊れずにもってくれ。

こんな感じで出張費用とメンテナンス費用はかかってくるけど、

必要経費と割り切った。

祈るような気持ちで地道にスプレー吹きかけながら

このおんぼろシャッターとしばらくは付き合っていくしかないかな。

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