目次
祝100周年の摩耶ビューラインで神戸市が誇る摩耶山の展望デッキを目指そう!星が散りばめられた掬星台で真夏のロマンティック夕涼み♡
はじめに
今年、摩耶ケーブルは100周年を迎えました。神戸市が六甲山とともい誇る美しい山、摩耶山に登るには欠かせない足です。大正14年(1925年)に開業したこのケーブルカーは、100年にわたり神戸の街と山を結び、多くの人々に愛されてきました。そんな記念すべき節目の年に、摩耶ビューラインを使って摩耶山の展望デッキへ訪れてみませんか?
夜になると、掬星台(きくせいだい)から見える神戸の夜景はまるで宝石をちりばめたような美しさ。実はこの夜景、「日本三大夜景」のひとつにも選ばれているのです! 神戸の誇りとも言えるその風景を、この夏ぜひ自分の目で確かめてください。
そして今年の夏休み期間中は、こども無料キャンペーンも実施中! ご家族でのお出かけにぴったりのチャンスです。
摩耶ビューラインとは?
摩耶ビューラインは、神戸市灘区の「摩耶ケーブル駅」から山上の「星の駅」までをつなぐ観光路線で、以下の2つの乗り物で構成されています。
- 摩耶ケーブル(ケーブルカー)
- 摩耶ロープウェー
この2つを乗り継げば、たった15分ほどで標高約700mの絶景スポット「掬星台」へ到着します。
春の桜や秋の紅葉も美しいですが、夏の摩耶山は涼しくて快適。(私が行った7月20日は山上では22℃でした。日が暮れると風が吹いていたので体感的にはもっと涼しい気がしました。半そででは肌寒いほどでしたよ。)
夕方から夜にかけて登れば、まるで空に浮かんでいるようなロマンティックな風景が待っています。
こちらはロープウェイからの夜景です。
摩耶ビューラインのホームページをご覧ください!→https://koberope.jp/maya
摩耶ビューラインの料金について詳しく解説
摩耶ビューラインの利用料金は以下の通りです(2025年7月現在)。往復で買うとお得ですね!
区間 | 大人(片道) | 子ども(片道) |
---|---|---|
摩耶ケーブル | 450円 | 230円 |
摩耶ロープウェー | 450円 | 230円 |
ケーブル+ロープウェーセット(片道) | 900円 | 450円 |
ケーブル+ロープウェーセット(往復) | 1.560円 | 780円 |
※高齢者割引あり(70歳以上免許証等証明書必要です)片道720円です。高齢者割引は往復券はありませんので片道ずつ購入する必要があります。帰り便は込み合うことがあるのでロープウェイを降りたらすぐに窓口で購入しておくことをお勧めします。
また摩耶ビューラインもインバウンドの影響を受けています。たくさんの外国人観光客が訪れていますので、希望の帰り便にすんなり乗れる、と思ったら大間違い。帰り便は8時台まであり、日によって増便もされますが、8時台になると大勢が並び始めます。時間に制限がある方は自分の乗りたい便の直前ではなく早めに並んでおくことをお勧めします。
※クレジットのタッチ決済機能が使えるカードリーダーが乗車口にあります。チケットを購入しなくてもそのままクレジットカードのタッチで乗車することができます。
摩耶ケーブルとは?
1925年開業の歴史あるケーブルカー。わずか5分で山をぐんぐん登っていきます。車内からは、緑あふれる摩耶山の景色や、下界の街並みも見渡せ、ワクワクする旅の始まりにぴったり。
車両は木の温もりを感じるレトロなデザインで、写真映えも抜群です。3代目ゴンドラ「ひこぼし」「おりひめ」が運行しています。緑色のゴンドラが「ひこぼし」えんじ色のゴンドラが「おりひめ」星いっぱいの掬星台にぴったりのネーミングですね!
摩耶ロープウェーとは?
ケーブルカーを降りた「虹の駅」からは、摩耶ロープウェーに乗り換えます。ケーブルカーに連携しているロープウェイの乗り換え時間は約4分ほどです。それを逃すと次の便まで待たなくてはなりません。
みなさん、いそいそと坂を上って行かれます。ちょっとぐずぐずしていると意外に短いのが4分。乗り遅れます。(笑)
そして帰りなのですが、またまた連携のケーブルカーに乗り換えるのに時間がないと焦ります。このロープウェイとケーブルカーの間の下り坂、照明が暗くて足元が危ないです。急ぎすぎて転がり落ちないように気をつけてくださいね。
そこから6分ほどの空中散歩で、あっという間に「星の駅」へ。
眼下には六甲山系の森、遠くには海、そして神戸の街並みが一望できます。夕暮れ時は、刻一刻と色を変える空と街のグラデーションが幻想的。まるで映画のワンシーンのようなひとときです。
こちらは夕暮れのワンシーン。お天気があまりよくなかったのでゴールデンアワーを味わうことはできませんでした。晴れた日ならきっと・・・素晴らしいでしょう。
摩耶ケーブル駅へのアクセス
神戸市バスをつかってケーブル駅へ行こう
三宮・新神戸方面からは、神戸市バス18系統が便利です。
「摩耶ケーブル下」バス停で下車すれば、目の前がケーブル駅です。
詳しいアクセスはこちら→駅アクセス・施設案内 – 六甲・まや空中散歩
【主な経由地】
・三宮駅 → 約25分
・新神戸駅 → 約20分
・王子公園駅 → 約10分(坂バス)
バスの本数も比較的多く、アクセスは思ったより簡単。観光客にも使いやすい路線です。
掬星台には車で行けるの?
※摩耶ケーブル駅周辺には駐車場はないので公共の交通機関で行った方がいいです。
※自動車利用の場合は【六甲山横断!】になると思います。六甲有馬ロープウェー六甲山頂駅(六甲ガーデンテラス・GREENIA前)から六甲山上経由で摩耶山掬星台へ行くルートです。
表六甲ドライブウェイから、丁字ヶ辻を左折し、直進していくと右手側に天上寺前駐車場が見えます。駐車場から先は車両通行止めになっているので、そこに車を停めるといいでしょう。
約50台停めることができます。土日の夕方などは混んでいることもあります。15分歩くとトイレがあり、その近くの階段を上がれば掬星台です。
しかし六甲山横断で行くとわりと難しいドライブコースになるので運転に自信のない私などはケーブルとロープウェイでゆったり夜景堪能のほうがよかったです!
掬星台、その美しい名前の由来とは
「掬星台(きくせいだい)」とは、“手ですくえるほど近くに星がある”という意味の、なんとも詩的な名前です。
標高約700mの摩耶山山上にあり、夜になると空一面に星が広がることから、古くからこの名で親しまれてきました。
眼下には神戸の街、遠くには大阪湾、そして空には満天の星。ここは、ただの展望台ではありません。
空と街がひとつに溶け合う、日本屈指の夜景スポットなのです。
夏休みこども無料キャンペーンについて詳しく解説
2025年の夏休み期間中、神戸市が子育てファミリーを応援!
小学生以下のお子さまの摩耶ビューライン運賃が無料になるキャンペーンを実施中です。
【キャンペーン概要】
- 期間:2025年8月2日(土)~8月17日(日)定休日は火曜日です
- 対象:小学生以下のこども(大人1名につき子供4人まで。大人同伴に限る)
- 対象路線:摩耶ケーブル・摩耶ロープウェー
- 利用方法:特別な手続きは不要。乗車時にこどもがいることを伝えるだけ
掬星台には飲食店はある?摩耶ビューテラス702で夕涼みの一杯を
掬星台に到着したら、ぜひ立ち寄ってほしいのが、ロープウェイ駅舎の2階にある絶景カフェ 「摩耶ビューテラス702」です。
「星の駅」二階のカフェは、屋内外のどちらからも神戸の街並みを一望できる特等席。夕暮れどきから夜にかけては、刻々と変化する空と街の光が織りなす美しいパノラマに包まれながら、ゆったりとした時間を過ごせます。
摩耶ビューテラス702には、どんなメニューがあるの?
この投稿をInstagramで見る
こんな風なかわいいスイーツもありますよ!スイーツメニューはその時々で変更があるかもしれませんのでインスタをチェックしてみるのもいいかも!
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
こんな風に軽食もいろいろいただけます!カレーがおいしい。
他にも生ビールやグラスワイン、缶ビールも販売しています。
「ちょっと一杯飲みたいな」「夜景を見ながら乾杯したい」という大人の楽しみ方もここなら叶います。
屋外テラスでバーベキューも楽しめる!
実は、摩耶ビューテラスではバーベキューを持ち込みで楽しむことも可能です!(食材セットは一人前2500円です)
手ぶらでふらっと来てカフェを楽しむのも良いですが、しっかり準備をして“摩耶山でアウトドア気分満点のBBQ”という楽しみ方もおすすめです。
詳しくはこちら↓
まとめ:この夏、星をすくいに摩耶山へ!
摩耶ケーブル100周年という特別な年に、星降る夜景を眺めながら過ごすひとときは、きっと忘れられない思い出になるはず。
- 歴史ある乗り物で空中散歩
- 涼しい山の上で夕涼み
- ロマンティックな日本三大夜景
- そして、こども連れにうれしい無料キャンペーン!
この夏はぜひ、摩耶ビューラインで星をすくいに行く旅を楽しんでみてください。
ぜひ神戸に遊びに来てね!